平均的な血圧の変化

血液が流れている私たちの身体の中では、心臓から血液が押し出され、血管の壁が押されることによって血圧が発生しています。血液は栄養や酸素などを運ぶ大事な役目を持っています。また、同時に二酸化炭素や老廃物などを回収する役目もあります。身体の中を健康な状態に保つために、血圧は正常に保つ必要があるのです。

 

血圧は健康を維持するために重要なものであり、病院に行ったときなど、健康かどうかを知る一つの検査として血圧は必ずチェックします。

 

では、血圧と健康にはどのようなかかわりがあるのでしょうか。また現代人の血圧はどのような状態なのでしょうか。

 

血圧の仕組み

血圧は上と下の2つで表されています。心臓が収縮して血液を送り出すときが収縮期、上の血圧となります。反対に、血液が心臓に戻っていくときのことを、拡張期、下の血圧といいます。このどちらも正常な範囲というのが基準によって決められているので、その数値よりも高くなってしまうと、いわゆる高血圧と呼ばれる血圧です。反対に低すぎると低血圧に分類されます。

 

血圧と血管について

常に一定の血圧を保てている人は少なく、当然運動をした後は血圧が誰でも上がります。ただし、それはあくまで一時的なものです。高血圧な状態が続く=心臓にも血管にも過度な負担がかかり続けるということなので、血管の壁がダメージを受けて柔軟性を保てなくなり、厚くて硬くなってしまいます。動脈硬化が進むと、脳や心臓の血管が関連する病気を引き起こすリスクも高まってしまいます。様々な病気のリスクを高めることが知られているので、血圧は正常に保つよう、生活習慣から変えていかなくてはなりません。

 

現代人の血圧

平成26年国民健康栄養調査によると、現代人の上の血圧は平均で130前後となっています。10年間では低下しているため、健康を考えて生活習慣を改善している人が多くなっているのではないでしょうか。高血圧と呼ばれる、上の血圧が140以上の人は、男性だと約40%、女性だと約30%となっています。こちらも10年間で低下しているため、高血圧を気にして生活を送る人が増えています。

 

健康志向の現代人が増えていることは、非常にいい時代の流れだと思います。高血圧が招く病気は本当に幅広く、生活習慣そのものから改善して、まずは血圧を正常にすることが、健康を維持する第一歩となります。

 

これからも多くの人が血圧を正常に保つよう生活習慣を改善できる世の中が続くことが理想ですね。