睡眠と健康

人間にとって、睡眠がなくては生きていけない、というほど大切なものです。食べずに生活できる人がいないように、眠らずに生活できる人もいないのです。活動している間に感じたストレスや疲れなどをリセットするために、睡眠は必要です。でも、その睡眠が十分にとれない状態が続いてしまったら…生活の質は一気に落ちて、健康を害する原因にもなってしまいます。

 

睡眠と健康の関係や、ベストな睡眠についてご紹介します。

 

日本人の睡眠について

平成26年国民健康栄養調査では、睡眠時間の状況も調査しています。1日の平均睡眠時間は、6時間以上7時間未満と回答した人が一番多くなっています。男性と女性で、いずれも約35%となりました。しかし、気になるのは、1か月間で十分な睡眠がとれていない、と感じた人の割合も約20%いる、ということです。年々増加しており、40歳代で最も多くなっています。

 

睡眠の質を大事にしよう

睡眠は、時間ではなく質も大切です。中には短い睡眠時間でもスッキリと起きられる、疲れがしっかりとれている、という人はいます。反対に、どれだけ長い時間寝ていても目覚めがスッキリしないとか、疲れが起こってしまう人もいます。

 

睡眠の質を上げることが、健康にもいい影響を及ぼしてくれます。睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があることはご存知でしょうか。レム睡眠は身体が寝ていても、実は脳が動いている状態です。ノンレム睡眠になると、睡眠が深くなっており夢を見ることはありません。脳も完全に眠っていることになりますね。

 

レム睡眠とノンレム睡眠を、寝ている間に繰り返しています。ノンレム睡眠にもレベルがあり、寝始めた約3時間以内に訪れるノンレム睡眠はより深い眠りになりやすい、といわれています。そのため、寝始めた約3時間以内にいかにノンレム睡眠をとれるか、が大事なのです。

 

眠る前の行動を見直そう

眠る前は、いつもどのように過ごしていますか?直前までテレビを観ているとか、携帯で友達とやり取りしていませんか?また、お風呂の入ってすぐ眠るのもよくありません。脳や体を十分休ませる体制へ持っていき、リラックスモードにすることが大切です。眠る前の行動を変えるだけで、眠りにつきやすくなり、寝始めの3時間に訪れるノンレム睡眠の質も高まっていくと思います。

 

眠る前にテレビや携帯を見ない、お風呂に入ることや食事は眠る2時間前までにする、などで生活習慣を見直してみましょう。